コーチングの原点~ヌリ路

自分自身がコーチングをするときに、
大切にしている感覚があります。

スキルや方法論など、もちろん大切なのですが、

「どんな思いで目の前の人と向き合うのか」

というマインドセットが一番大切にしていることです。

今日は、ヌリ路という私のライフワークともいえる活動を例えに、
その原点を語ってみようと思います。

 

私は、2014年4月から2018年12月まで
韓国で仕事をしていました。

前職での教育内容を韓国に展開するために、
韓国語もできないままで飛び込んだのですが、

やはり旅行ではなく、実際に住んでみると、
感じることや見えてくるものが全く違いました!

知識として知っていたことよりも、
何十倍も濃い情報が入ってくる感じがあり、
人と知り合い、交流すればするほど、
いかに自分が断片的にしか知らなかったのかと気付かされます。

そして、その新しい出会いは次第に、
「この地の歴史、土台、文化をもっと知りたい!」
という強い欲求となり、

土地と人の歴史が織りなす文化の作られ方に魅了されることとなりました。

そして最終的には意外なことに、現地の皆さんからお願いされて、
「韓国の歴史や文化の作られ方を、日本人の私が韓国人の皆さんに伝える」
という教育観光プログラムにまでなってしまったのです!

なぜ、そのようなことになるかというと、各国で学んでいる歴史は
当たり前ですが自国中心に書かれているし、解析も自国中心です。

なかなか、その当時の世界状況や周辺各国が何していたかまでは
情報量も膨大なので教えられることはありません。

ですので、外からの観点をプラスした状態で歴史的な出来事1つを見ても
ものすごく多様な解析が可能であることに気が付きます。

正しい、正しくないという二元論的判断を超えて
「違う立場から見たらそう見える」ということを感じてもらうことを大切にしました。

つまり、厳密には
「歴史を教えた」のではなく、「歴史の見方を教えた」のです。
そこから何を感じ、何を選択するかは自由にお任せしますが、
新しい観点から見ると、全く違って見えてくるし感情的にもなりにくく、
客観的に理解しやすくなります。

そこから大切なことは、
「そういう見方もあるということを知らなかったね」
と相互に認められることであり、
「では、一緒にどんな未来を作っていけるだろうか?」
という前向きなエネルギーを持ってもらうことだと心掛けました。

そして、日本人や韓国人という違いを超えて、
1人の人間として一緒に日本や韓国、台湾などを周りながら、
それぞれの土地と人との織りなすストーリー(路)を楽しむ。
という意味で、
満喫するという韓国語のヌリダ+路(発音はロ)
というヌリ路プログラムを全国を周りながら行っていました。

これまでの活動記録はこちらから。

https://www.facebook.com/nuriroad/

ただ訪れただけでは見えないし語られない
その土地が持っているつながりであったりストーリー。

それを発見していく作業は、
まるで宝探しをしているかのようです。

なかなか出会うことができない、その地の努力や感動、
そこに生きた人たちの挑戦や喜び、生きた証を通して、
今を生きる私たちの学びとなり、人生の力に変える。

そんなイメージを参加者のみなさんと共有してきました。


素晴らしい価値なのに、気付いてもらえない、出会ってもらえない、
そこを発見し、表現する。


私のコーチングの原点ともいえる感覚だなと思っています!

ですので、私はクライアントさんを見ると、

実は一冊の歴史書のように見えます。

 

たくさんの歴史が書かれているし、
ものすごく価値もあるのですが、
なかなかその価値に気付くことなく、
ありふれたものとして片づけてしまっている。

あなた自身の価値を気付けていないのであれば、
本当にもったいないことです。

違った視点で見ることができれば、
ものすごい価値が発見できる。

そんなワクワク感を共有していきたいと思っています。

 

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